2008年5月22日木曜日

初弁論で「憲法判断は不要」と国 札幌高裁 イラク派遣控訴審

自衛隊のイラク派遣は違憲だとして、道内の31人が国に派遣差し止めなどを求めた訴訟の控訴審第1回口頭弁論が22日、札幌高裁(信濃孝一裁判長)であった。航空自衛隊がバグダッドへ武装兵を空輸していると認定し違憲とした名古屋高裁判決の確定後、同種訴訟で初の審理で、国側は「判決に憲法判断は必要ない」と主張した。
 原告側の小坂祥司弁護士は意見陳述で「名古屋高裁判決の違憲判断は傍論ではなく、判決に至る過程で必要だった」と強調。「国には違憲判決を受けて派遣の正当性を再度検討するなどの姿勢がなく、裁判所が軽く見られている」と述べた。
 1審札幌地裁は昨年11月に原告側の請求を退け、原告側が控訴。名古屋高裁は4月、原告側の請求を退けた上で、空自の空輸活動は憲法9条に違反するとの判断を示した。
 次回期日は、7月24日。

(北海道新聞より引用)

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