文化審議会(石沢良昭会長)は二十日、狂言の野村万作さん(76)や人形浄瑠璃文楽太夫の竹本綱大夫さん(75)ら七人を、重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定するよう伊吹文明文部科学相に答申した。人間国宝は百十六人となる。
男女の心中物などを三味線の伴奏で切々と語る「宮薗節浄瑠璃」は、一九七七年の四世宮薗千之さんの死去以来、人間国宝がいなかったが、宮薗千碌さん(62)が三十年ぶりに認定される。
七人のうち、野村さんは兄の野村萬(七世野村万蔵)さん(77)、友禅の森口邦彦さん(66)は父の森口華弘さん(97)も人間国宝。
同審議会は併せて、表具用手漉(てすき)和紙製作の江渕栄貫さん(59)ら二人と二団体を、選定保存技術の保持者・保存団体とするよう答申した。
このほか、重要無形文化財保持者団体の構成員として、能楽の幸(こう)正昭さん(40)=札幌市中央区=ら三十三人を追加認定するよう求めた。幸さんは日本能楽会(東京、四百六十一人)の会員として追加認定される。
(北海道新聞より引用)
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