2008年2月23日土曜日

放火事件は有罪か、無罪か 高校生“裁判員” 模擬評議を体験

二○○九年五月までに始まる裁判員制度への理解を深めてもらおうと、札幌弁護士会は三月二十二日、札幌弁護士会館(中央区北一西一○)で、高校生を対象にしたジュニア・ロー・スクール札幌を開催する。復元法廷で模擬裁判を初めて実施するなど工夫を凝らした内容。将来、裁判員になる高校生に法的な考え方などを身に付けてもらう。
 同会は道内の高校生に社会問題を身近に感じ、法に基づく問題解決を学ぶ機会をつくる目的で、同スクールを二○○五年から始めた。
 四回目の今年は、札幌市資料館(中央区)の復元法廷を利用し、架空のてんぷら店放火事件を題材に、模擬裁判を行う。参加する高校生が裁判官、弁護人、検察官の役を演じるほか、裁判員として有罪・無罪を判断する評議も体験する。
 七月の北海道洞爺湖サミットにちなみ、地球温暖化をテーマに授業を行う。先進国や途上国、温暖化の影響を受けやすい国々などの立場に分かれて討論し、問題解決に向けた合意形成を探る。
 札幌弁護士会は「将来の法曹界の一員、裁判員となる高校生に、一人でも多く参加してほしい」と呼び掛けている。
 同スクールは定員五十人。参加無料。はがきに住所、氏名、高校名、学年などを明記し、〒060・0001 札幌市中央区北一西一○ 札幌弁護士会館七階の札幌弁護士会「ジュニア・ロー・スクール札幌」係へ。電子メール(junior-law-school@satsuben.or.jp)でも可能。二十九日必着。問い合わせは作間豪昭弁護士(電)271・2566へ。(栗田直樹)

(北海道新聞より引用)

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